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ご相談・専門外来Q&A

アルコール依存症治療の入院期間はどれくらいでしょうか?
アルコール依存症治療プログラムを目的とした入院期間は原則として3ヶ月です。プログラムについての詳しい内容はリンクをご参照ください。
事情によっては3ヶ月よりも短い期間の入院治療も考慮します。主治医とご相談ください。

 

 

アルコール治療のため入院してもらいたいのですが、本人が飲み続けており受診を拒否しています。こういった場合、強制的な入院をお願いできるのでしょうか?
原則として、ご本人の同意がなければ入院することは出来ません。しかし、幻覚などの症状のため、そのままにしておくと非常に危険な状況ということもありえますので、ますはご相談ください。

 

パーキンソン病の治療について教えてください。
パーキンソン病の治療で最も重要なことは、正確な診断と初期治療と言われています。多くの場合、初期は抗パーキンソン病薬の使用により改善が見られます。しかし長期的にみると、初期にどのお薬をどのくらい使ったかはかなり重要になりますので、まずは、ご相談ください。

 

 

早寝早起きは健康によいのでしょうか?
必要な睡眠時間は個人差があります。睡眠時間が4時間でもよい人や逆に9時間寝ても足りない人もいます。また、同じ人でも加齢により睡眠時間が短くなり、疲れた日は長く寝ます。昼間に居眠りや強い眠気がなければ睡眠時間は足りていると考えられます。無理に長く眠ろうとして早く床に入ったり、遅くまで床に入っている人がいます。そうする事で寝つきが悪くなったり、睡眠の質が悪くなり朝起きた時に寝た感じが得られなくなります。

 

 

 

 

認知症を疑う症状にはどんな症状がありますか?
認知症の原因の多くは、アルツハイマー型認知症と血管性認知症です。アルツハイマー型認知症の主な症状はもの忘れです。病気の初期には、昔のことはよく覚えていますが最近のことが思い出せません。特に、最近の出来事を思い出すことが難しくなります。その為、置き忘れや約束を忘れることが増え同じ事を何度も聞く・言う事も多くなります。血管性認知症は、脳梗塞や脳出血の後におこります。血管性認知症の特徴は、運動機能の障害(手足のふるえや麻痺、食事中のむせ、言葉の不明瞭など)を合併することが多くみられます。記憶の障害は比較的軽く、物事を考える・行動することに時間を要します。怒りっぽくなったり、涙もろくなるなど感情の動きが不安定になります。無関心や意欲の低下も多くみられます。

 

 

 

 

 

老化によるもの忘れと認知症によるもの忘れの違いは?
老化によるもの忘れは、体験の一部を思い出せないことがありますが、ヒントを与えると思い出すことができます。認知症によるもの忘れは、体験の全てを思い出せなくなります。食事をした事を例にしますと、老化によるもの忘れは、ご飯を食べた事はおぼえていますが何を食べたか思い出せないことがあります。しかし、食材や食事をした場所などのヒントを与えると思い出すことができます。認知症のもの忘れは、食べた事すべてを忘れています。食べた事を説明しても思い出せず、時には「食べてない」と怒り出すこともあります。

 

 

 

 

 

認知症と間違われやすい病気は?
認知症と間違われやすい病気には、うつ病やせん妄などがあります。うつ病になると、気分が憂うつになり気力がおこらず今までスムーズに出来ていた身の回りの事が出来なくなります。特に高齢者のうつ病は、不安やイライラが強く落ち着いて行動が出来なくなり、思考力や集中力も衰えて失敗やもの忘れが多くなるなど認知症に間違われる事が多くあります。せん妄は軽度の意識障害に幻覚や興奮、不安・恐怖などの精神症状を伴った状態です。体の病気(発熱、脱水、痛み)や飲んでいる薬、心理的ストレス(不安状態、不眠)などが誘因となります。

 

 

 

 

 

 

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