入院のご案内
入院のについて
入院をご希望される場合は、まず当院外来を受診していただきます。
医師の診察・診断のあとに入院治療が決まりましたら、病状に応じて適切な入院病棟をご案内しております。
なお、入院後の病状の経過によっては転棟していただく場合もあります。
ご持参いただくもの
- 保険証、各種医療証
- 印鑑・・・ご本人と保護者のもの
- 限度額適用認定証
- 限度額適用・標準負担限度額認定証(市民税非課税世帯)
入院時に用意していただくもの
詳細は入院案内(精神科病棟用PDF・認知症病棟用PDF)をご覧ください。
病棟案内(病棟説明と取り組み)
1病棟 精神科急性期治療病棟(46床)
この病棟では、統合失調症、気分障害(うつ病など)、アルコール依存症、神経症などを中心とした心の病の治療を短期間(平均入院期間60日前後)かつ集中的に行います。患者さまを中心に、医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士などがチームで組み、個々の治療プログラムを立案し、急性期から社会復帰に至るまで責任を持って取り組みます。また、患者さまに対する心理教育、服薬指導、退院後の復学・復職や施設利用に関する相談など、患者さまが出来るだけスムーズに退院できるよう支援します。また、退院後もデイ・ケア、訪問看護等により地域での生活を継続的にサポートします。
2病棟 精神療養病棟(60床)
当病棟は男女混合病棟で高齢者の長期入院患者さまが多く、ゆっくりと療養できるよう配慮された病棟です。すべて4床室ですが、仕切りパネルによってプライバシーが守られ、各ベットに固有の窓があり、採光や換気も自由にできるようになっています。また、個室の観察室があり、体調管理が必要な場合など、慣れた病棟で安心してケアが継続できるように整備しています。
病棟生活では、社会生活での適応能力の維持・向上や気分転換など、年齢や状態に合わせたグループ活動、集団活動などを行なっています。安全で安心できる療養生活が送れるように心がけています。
3病棟 精神一般病棟(54床)
男女混合の閉鎖病棟で、重度で慢性化した患者さまに対して、治療を進めています。日常生活全般を通しての援助が必要であり事故防止、合併症の早期発見に努めながら、健康の保持増進と生活の質に取り組み、快適な生活が送れるように援助します。
南病棟 認知症治療病棟(50床)
男女混合の閉鎖病棟で、認知症に伴う精神症状や行動異常により、自宅や施設での生活が困難な認知症の方々に対して、再び家庭や施設での生活が出来るように、作業療法や生活機能訓練など専門的治療を行います。また、専任の相談員(精神保健福祉士)が、在宅医療や施設入所に関する相談をお受けします。
5病棟 精神療養病棟(50床)
男女混合の開放病棟で、病状が安定した患者さまが社会復帰を目指し、退院に向け地域生活で必要とされる対人関係や生活技能の獲得を目指します。自由外出や、レクレーション、グループ活動を通して社会生活能力や自主性の向上を目指した社会復帰支援を行います。
院内施設のご案内
イベントホール
バレーボール・バドミントン等のスポーツやダンス・レクリエーション等に使用します。
作業療法棟
作業療法や病棟活動を行います。また、各種治療プログラムやミーティング等で使用しています。また、断酒会活動でも使用しており、週例会、月例会が行われています。
芝生広場・庭園
芝生広場や庭園は、スポーツやレク活動の場として利用されています。また、日光浴や散歩など患者さまのいこいの場としても活用されています。
入院生活のご案内
面会
面会時間:9時~19時
治療上、医師の指示で面会を制限する場合があります。
外泊
主治医の許可及びご家族の了解が必要となります。
電話・手紙について
電話は、原則として制限されませんが、病状によっては制限されることもあります。
手紙の制限はありません。また、院内への携帯電話の持ち込みは全面禁止となっております。
各病棟に公衆電話がございますので、そちらをご利用ください。
歯科について
院内に歯科を設置しておりますが、原則として入院患者さまのご利用となっております。
水・土の13:00〜16:30のご利用となっております。
売店について
院内に売店を設置しておりますが、原則として入院患者さまのみのご利用となっております。
月・火・木・金の14:00~16:30で、各病棟ごとでのご利用となっております。
理容・美容について
院内に理・美容室を設置しておりますが、入院患者さまのみのご利用となっております。
理容は、毎週月曜日、美容は、毎月第3水曜日の9:00~16:30のご利用となっております
他科・他院受診について
入院中に病状の変化にともない、当院では対応できない場合、他院への受診が必要となります。
原則としてご家族の方に付き添っていただいております。
お支払・医療外費用・各種証明書について
入院費のお支払方法、医療外費用の詳細、各種証明書の発行などについては、 詳細は入院案内(PDF版)をご覧ください。
入院についてよくある質問
- 受診や入院などの相談はできますか?
- 当院の地域連携・生活支援室にてお受けしています。お気軽にご相談ください。
TEL:093-481-1368(代表)
- 入院に利用できる制度はありますか?入院費用はどのくらいかかりますか?
- 利用できる制度として、医療費が同月内に自己負担限度額を超えた場合に、その超えた分を本人の請求に基づいて数ヶ月後に払い戻しを受けることができる高額療養費制度や、あらかじめ自己負担限度額のみの支払いでよい限度額適用認定制度などがあります。入院費としましては、医療費の他に食費、日用品費も別途発生します。
詳しくは、当院の地域連携・生活支援室または、医事課窓口までお問い合わせください。
- 入院中、携帯電話は使えますか?
- 当院では、入院中の携帯電話の使用は全面禁止とさせていただいております。
- 入院中、パソコンは使えますか?
- パソコンの使用は、医師の判断によって許可する場合、または制限する場合があります。
- 入院中、タバコは吸えますか?
- 健康増進法改正により2019年7月1日より病院敷地内全面禁煙となっております。
- 入院中(外来通院中)カウンセリングはしてもらえるのでしょうか?
- 主治医が患者さんの病状と必要性から判断し、実施しております。